1945年、夏。満州から引き上げてきた中学3年の日高康男(柄本佑)は空襲のショックで病となり、祖父(原田芳雄)の住む霧島で療養生活を送っていた。敗戦の影が静かに忍び寄る8月、日高家をはじめ、周囲の人々の生き様も少しずつ変化していく中、日々罪悪感を募らせる康男は、空襲で爆死した沖縄出身の親友の妹に会いに行くが…
違う映画を見るつもりが、勘違いして見始めてしまった。
苦手な戦争もの。反戦映画。
伝え残していかなくてはならないことなんだと思っても
戦争ものを見るのは昔から苦手。
あらすじは↑にある通りだが、
終戦間際のことなのに
今まで見たものと どこか雰囲気が違うのは
食事のシーンが乏しさを感じさせず、
女性陣の装いが美しかったせいもあるのかもしれない。
ちょっと宮崎弁が難しかった^^;
淡々とした、無表情な康夫の心の叫びが痛かった。
お盆に放送された戦争もののドラマを
眠らずに 私たちと一緒に見ていた2才の甥が
翌朝の連ドラ「純情きらり」を『こわいからみない』と
泣きべそ顔になってしまった。
空襲シーンがよほど強烈だったのだろう。
この映画にはそういう怖さは感じなかったものの、
見たあとで、やはり切なさは残った。
伝えていかないといけない史実、事実であっても
戦争もののドラマ、映画を見るのは切ない。
いくら美しく、淡々と描いても戦争は戦争。
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