おもしろいから

2005年6月19日 映画

茨城県・下妻に住み、ぶりぶりのロリータ・ファッションに身を包んだ少女・桃子(深田恭子)がヤンキーのイチゴ(土屋アンナ)と出会い、数々の騒動に巻き込まれながらも強力な生き様を貫く、嶽本野ばら原作のハイパーパワフルな乙女たちの純情物語。 「私はマリー・アントワネットの生まれ変わり」という発言をしたフカキョン嬢・・・


父と離婚した母(篠原)に別れを告げた、
桃子の子役のまゆこちゃんが
黄色いカバーをしたランドセルを背に
空高く上がっていくシーンでの、たんたんと語る、
母へのお別れメッセージの最後の言葉。

おもしろいから

「わたしはダメ親父(宮迫)とふたりで生きていきます。

 人間は大きな幸せを前にすると急に臆病になる。
 幸せを勝ち取ることは 不幸を耐えることより勇気がいるの。
 おかあさんいくつ?
母『33歳』
 ぎりぎりだと思う。
 ひとりの女が幸せをつかむには。絶対に手離しちゃダメ。

 その人(母の再婚相手のドクター)に愛されて、
 どんどんきれいになってください。
 お金かけてエステにも行って、
 整形とかもして胸も大きくして、
 タカノユリシンデレラコンテストで優勝してください。」
母『なんで〜〜!?』
おもしろいから

これが1年生の子の台詞です(^^;)

小1の桃子がダメ親父との生活を選んだのは
そっちの方がめちゃくちゃおもしろそうだったから、なんだと。
母にさらっと、にこやかに別れを告げる
とても小1とは思えない姿がとても印象的でした。

冒頭3分弱で、一度エンドマークの出る物語。

ヒロイン深キョンが淡々と語るナレーションのもとに
劇画たっちのおもしろいストーリーが
めちゃくちゃおもしろく展開していきます(笑
この子が大きくなったら、こうなっちゃうんだ〜という、
ブリブリロリータファッションで、
相変わらず我が道を行く桃子の日常の世界。

あたいのマシーンが火をふくぜ
本当にレディース経験あるんじゃなあい?っていうくらいの
共演のイチゴ役の土屋アンナはもちろん、
おばあさま役の樹木さん始め、脇を固める出演者が
それぞれいい味を出してます。

ぜひ見てください!おもしろいです。お勧めです(^^)v

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