慌しい数日があっという間に過ぎた。
危篤との連絡が入った晩に、
叔父が急逝。

火葬のあと、
妻である叔母、喪主である従弟に従妹夫婦、
それに妻方のうちの母姉妹たちに、
知らせにいち早く駆けつけてくれた親友夫妻が
いろいろな準備に慌しくしているなか、
近い親戚の人たち、叔父の姉弟たちは
何を楽しそうにお喋りしているかと思えば
ずっとゴルフ談義を・・・。
それでいいのか・・・。

叔父へのお別れへ、当然行くことにした私に
『お前は行かなくてもよい』と言われた意味がよ〜くわかった。

いつも何かと頼りになる母の実家の伯父が、
会場にやや遅れて来たのは
『すこしもあちらの兄弟にやらせればいい』
との思いからだったと。
危篤の知らせに駆けつけたのも 
その後のお通夜をしたのも
全て叔母の身内、母姉妹だもの・・・。

私の車に乗ったオバハンなぞ、
乗る際降りる際、車中でも 一言も言葉を発せず。
『足元が悪いですからお気をつけて』と
手も貸したのに。
ふつうは『どうも』でしょ〜!?
言葉の不自由なおばーさんかと思ったのに、
その後の食事の際に 弟妹たちと談笑していた・・・。
こんな姉妹たちを相手に長年嫁業を頑張った叔母。
さぞ、大変だったことだろう。

叔父はとってもやさしい、いいおっちゃんだった。
あまりに早い死は 本当に辛いことだが、
今後は難しい親戚たちとの煩わしいお付き合いが
減りそうだから・・・
そういう意味では よかったね〜、叔母ちゃん。

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