豪雨

2004年7月20日 友達
友人の実家のある地が 次々に豪雨の被害に遭っている。
幸い、どちらの友人の実家も無事だったと知り ほっとした。

が、まだまだ雨は続き、避難勧告も頻繁に出ているし
たくさんの方が心細い状態を強いられている。
なんともお気の毒だ。

夕方のニュースで、避難しているおばあさんと
TV局の人が そのおばあさんのお家の様子を観に行った模様を放送していた。
ひとり暮らしのその方は 通りすがりの人に助けてもらいつつ、
なんとか逃げることが出来たのだそうだ。
やはり、お家の中は ものすごく酷い状況になっていた。
畳は水を吸い置きあがり、家具はあちこちに転び 冷蔵庫までもひっくり返っていた。

「とても私ひとりじゃ直せませんよ」

語り口調はとてもしっかりしているが、80近いご老人には 確かに大変な作業だ。
「主人も、兄姉も既に亡くなっているし、もちろん両親も。
 90近い姉がひとりいますけど、もうそんな年寄りに頼れませんよ」

不安そうな彼女の顔に 数十年後の自分がだぶって見えてしまった。

水は本当に怖い。
被災地にもうこれ以上雨が降りませんように・・・。

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