合宿に来ている友人たちに会うために出かけたはずが
母の実家に居た。
おばあさんが、着物を着て ちょこんと居間に座っていた。
何も語らず、ただちょこんとそこにいるだけ・・・。
あれ、おばあさん??
そう思っているところへ 友人達が汗を拭き拭き入って来た。
彼らの楽しそうなお喋りがすぐ近くにいるはずなのに
ものすごく遠くから聞こえてきた。
でも、私の存在には全く気づいていない風・・・。
「ねぇねぇ、おにーちゃん お久しぶりっ。わたしだよ〜」
そう呼びかけて、振り返ったおにーちゃんは何故かものすごーく若く、たぶん、大学時代の、おにーちゃん?
もうひとりのひとは 期待した彼ではなく
全く見知らぬヒトだった。
・・・・えっ??
そう思ったところで、目覚めた。
そう言えば、すこし前に セカチューを観てきた。
映画の中で撮影に使われた学校名の中に 友人が勤めていた学校名があった。
しばらく連絡もしていなかったから、どうしてるかなぁと、そう思っていたから
友人「おにーちゃん」登場か?
そう思った。
七夕の夜の夢?
1年に1度どころか、もう10年以上会っていないよ。
でも、どーして母の実家に、亡くなったおばーさん?
その謎が ちょっと解けてしまった・・・。
伯父が亡くなったとの知らせ。
母の姉の旦那さん。
母の姉は30年前に他界している。
妻の死後男手ひとつで、ふたりの娘を育てた。
とてもやさしい人だった。
いつも笑顔で、怒った顔など一度も見たことがない。
短大に進学し上京してからは何かと頼りにし、大変お世話になった。
寮を出て、ひとり暮らしを始めたいと わがままを言った際にも
休日をつぶしてアパート探しに付き合ってくれた。
勝手なもので、東京の生活に慣れてからは あまり頻繁に連絡をしなくなってしまった。
東京を離れ、こちらに戻ってからは
従兄妹たちや妹の結婚式の際に 数度会った程度で。
祖母のお葬式当日、体調を崩し 病院で点滴を受けていた不届き者は
その際にも 会うことがなかった。
親戚付き合いをとても大切にしている人だった。
母の姉妹全員へのお中元、お歳暮は欠かしたことがない。
伯父が入院しているようだ、とは 母も実家の姉から聞いていたようだったが
そんなに具合が悪いとは知らなかったようだ。
ここ数年入退院を繰り返しているとは聞いていたものの
何度か東京に行く機会があったというのに、
とうとうお見舞いに行かなかった。
お葬式に行けなかったことよりも お元気なうちに会えなかったことを ただただ後悔。
何も語らぬ祖母・・・。
虫の知らせというやつか。
数年前に体調を崩す前には 伯母が夢に出てきた。
確か、お盆直前だった。
水辺から、
やはり着物姿、しかも白い着物の伯母が
私に「おいで、おいで」とばかりに手招きし、
足がすっと動いた瞬間に目覚めた・・・例の予知夢である。
胃を患って若くして亡くなった伯母が
「気をつけなさい」と知らせてくれたんだよ、きっと・・・と母に言われた。
伯母は母のいちばん仲の良い姉だったらしい。
そう言えば、
伯父の家と、彼の住んでいた寮は 同じ沿線にあったんだった。
母の実家に居た。
おばあさんが、着物を着て ちょこんと居間に座っていた。
何も語らず、ただちょこんとそこにいるだけ・・・。
あれ、おばあさん??
そう思っているところへ 友人達が汗を拭き拭き入って来た。
彼らの楽しそうなお喋りがすぐ近くにいるはずなのに
ものすごく遠くから聞こえてきた。
でも、私の存在には全く気づいていない風・・・。
「ねぇねぇ、おにーちゃん お久しぶりっ。わたしだよ〜」
そう呼びかけて、振り返ったおにーちゃんは何故かものすごーく若く、たぶん、大学時代の、おにーちゃん?
もうひとりのひとは 期待した彼ではなく
全く見知らぬヒトだった。
・・・・えっ??
そう思ったところで、目覚めた。
そう言えば、すこし前に セカチューを観てきた。
映画の中で撮影に使われた学校名の中に 友人が勤めていた学校名があった。
しばらく連絡もしていなかったから、どうしてるかなぁと、そう思っていたから
友人「おにーちゃん」登場か?
そう思った。
七夕の夜の夢?
1年に1度どころか、もう10年以上会っていないよ。
でも、どーして母の実家に、亡くなったおばーさん?
その謎が ちょっと解けてしまった・・・。
伯父が亡くなったとの知らせ。
母の姉の旦那さん。
母の姉は30年前に他界している。
妻の死後男手ひとつで、ふたりの娘を育てた。
とてもやさしい人だった。
いつも笑顔で、怒った顔など一度も見たことがない。
短大に進学し上京してからは何かと頼りにし、大変お世話になった。
寮を出て、ひとり暮らしを始めたいと わがままを言った際にも
休日をつぶしてアパート探しに付き合ってくれた。
勝手なもので、東京の生活に慣れてからは あまり頻繁に連絡をしなくなってしまった。
東京を離れ、こちらに戻ってからは
従兄妹たちや妹の結婚式の際に 数度会った程度で。
祖母のお葬式当日、体調を崩し 病院で点滴を受けていた不届き者は
その際にも 会うことがなかった。
親戚付き合いをとても大切にしている人だった。
母の姉妹全員へのお中元、お歳暮は欠かしたことがない。
伯父が入院しているようだ、とは 母も実家の姉から聞いていたようだったが
そんなに具合が悪いとは知らなかったようだ。
ここ数年入退院を繰り返しているとは聞いていたものの
何度か東京に行く機会があったというのに、
とうとうお見舞いに行かなかった。
お葬式に行けなかったことよりも お元気なうちに会えなかったことを ただただ後悔。
何も語らぬ祖母・・・。
虫の知らせというやつか。
数年前に体調を崩す前には 伯母が夢に出てきた。
確か、お盆直前だった。
水辺から、
やはり着物姿、しかも白い着物の伯母が
私に「おいで、おいで」とばかりに手招きし、
足がすっと動いた瞬間に目覚めた・・・例の予知夢である。
胃を患って若くして亡くなった伯母が
「気をつけなさい」と知らせてくれたんだよ、きっと・・・と母に言われた。
伯母は母のいちばん仲の良い姉だったらしい。
そう言えば、
伯父の家と、彼の住んでいた寮は 同じ沿線にあったんだった。
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