なんとも間抜けな私（続）

自室の電器は相当な年代物である。
小学生の頃家を改築し、増築した棟に私と妹の部屋が出来た。
確かその際に　カタログの中から『これ』と選んだ物である。
白とオレンジが交互に花びら型になっている、子供部屋向きの物。
私の記憶が正しければ、以来電器は買い換えていない。
昨秋紐を引いても電気が消えなくなり、
これもいい加減ご寿命かと、新しい物を物色しているうちに
父が直してくれたので、とりあえず買い換えは不要となったのだった。

今回紐の根元部分からブチッと離れてしまったので
これはさすがにご寿命と観念。
接続部分はすっかり錆びきっていた。
新しい物を買って交換しようと出かける準備をしていたら
『何もこんな遅くに行かなくても、明日にしたら？』と母に言われ、
本体を外さないと消えない電器を外さずに、
本体をバスタオルでぐるっと巻き、
怪しいピンクの光がこぼれる中で眠りにつくこととなった(笑)

以前に　壊れかけたり、
点かなくなってしまったインテリアスタンド類を
処分してしまったので、現在は電器の他には
小さなチューリップの花束型のほの暗いインテリアライトのみ。
なので仕事を終え帰宅した際に真っ暗でも困るし、、、と
もちろん（？）電気を煌々と点けたまま出勤(^^;）

電気が点けばいいくらいの気持ちで　電気やさん巡りはせずに
自分の店で適当な電器と、
この機会に　非常時用のスタンドもひとつ購入。
足をひっかけてしまった甥お気に入りのととろの猫バス紐では
また同様のドジをしかねないので、
ついでに長さを調節できる蛍光塗料仕様のプーさんの紐も購入。
帰宅し、夕飯後に　新しい電器を組立する。
電気の取り付け部分は　何かの機会に工事してもらっていたので
素人でも簡単に取り外しできるようになっていたことに感謝。
古い電器を『お疲れさん』と外し、
早速、買って来た新しい物を取り付けた。
W数は全く同じなのに、明るさは2倍になったかのよう(^^;）
取り外した電器はM下製だった。やはり物がいいと寿命も長いよ〜。
母の記憶によると、新しい電器の5倍はしたという年代物。
新しい電器は　果たしてどれくらい使えるかな〜(笑)